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2022/02/17(木) すべて

こんにちは!菊地です。

 

こちらのキッチンは、昨年の12月にキッチンと寝室の改修工事をさせて頂いたF様邸です。

壁と天井はホワイトで統一し、床は明るくやさしい色合いのメープル柄。

床よりも少し濃い色みの木目柄キッチンと、手元灯のペンダントライトが程よいアクセントになっております(^^)

すっきりシンプル、それでいて温かみを感じるコーディネートです。

 

そして、こちらはワークカウンター。 

F様邸は独立したダイニングキッチンというスタイルなのですが、その一角に新たに設けました。

奥様がお仕事スペースとしてお使いになられております。

写真は1月の末にお伺いしたときのものですが、飾り棚の小さなおひな様に春を感じてほっこり和みました。

奥様からは「工事前に比べて、暖かくなりました。」と、うれしいお言葉。

 

工事前はこんな感じでした。

天井が高く、窓も大きくて明るいキッチンでしたが、冬は寒く、夏は西日がきついとのこと。

老朽化したキッチン設備の入替えと、内装も一新したいというのがご要望でした。

コストを抑えるために、既存の窓に内窓を取付して、キッチンの入替、床の張替えと壁天井の内装工事にとどめておくということも考えました。

しかし、それではキッチンと内装はきれいになったとしても、快適な温熱環境にすることは難しい。

これから20年30年とお使いになられるのに、それでいいのだろうか…。

ということで、思いきってサッシを断熱性能の高いものに入替え、天井、壁、床に断熱材を入れる工事内容でご提案させて頂きました。

ご予算を超えるものにはなってしまいましたが、F様にもご納得して頂き、断熱性能もばっちり!の工事をさせて頂くこととなりました。

 

こちらが工事中のようすです。

天井、壁、床を解体しました。既存のサッシは撤去され、新しいサッシが取付されております。

元々のサッシより幅を縮めたので、正面のサッシの左側に新たな柱を追加ました。

壁に張られている白い紙みたいなのは、「透湿防水シート」です。

「防水」というくらいなので、外から入る水(雨水)は防いでくれますが、これだけだと言うまでもなく寒い!(><)

もちろん外壁もはりますが、その前に今回の工事のマストアイテム断熱材を入れます。

これだけでも、暖かさがだいぶ違います。

天井にも、

入りました!

床にも入れました!

すみません。床の断熱材の写真を撮りそびれまして、この写真だけ寝室のものです。

でも、キッチンにも同じものが入ってます。

完成してしまうと見えなくなってしまうところですが、この断熱材たちがきっちりいい仕事をしてくれてます。

F様の他にも、「暖房つけるとわりとすぐ暖かくなって、その後は暖房がんがんじゃなくても十分あったかい。」とか、「エアコンだけでも大丈夫!」というお声を頂いております。

 

見た目だけでなく、断熱性能も向上して快適になったキッチン。

炊事やお食事だけでなく、ワークカウンターでお仕事をされたり、今後は針仕事もしたいとお話しして下さった奥様。

キッチンで過ごす時間を楽しんで頂けたら、私もうれしいです。

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