マンションモデルルームの見どころ ~その3~

2021/10/23(土) すべて

こんにちは、菊地です。

 

今年の1月にオープンしたマンションモデルルームの見どころを紹介するシリーズの3回目です。

前回からだいぶ間があいてしまいましたが…(^^;

復習をしたい方、見たことない方はこちらからどうぞ! 1回目⇒ 2回目⇒

 

今回のテーマは「収納」です。

住まいの機能として収納はとっても重要ですよね。

モデルルームをプランするにあたって、収納には並々ならぬこだわりをもって臨みました!

 

まずは間取りをご覧いただきまして…

 

 

さっそく【玄関】からみていきましょう。

出入口から入って左側に、「土間スペース」をとりました。

玄関に収納するものの筆頭といえば靴。

写真の右側の可動棚をフルに使うと、大人の靴が約36足収納できます。

扉のないオープン収納ということで、通気性もバッチリです。

そして、木製バーもありますので、傘やコートはこちらへ。

冬場の新潟では濡れた防寒着をかけられるスペースは、あるととっても便利!

そしてもうひとつ、〝新潟あるある〟だと思うのですが、30キロ入りの米をしまう場所も必要だったりしませんか?

キッチンまで運ぶのも一苦労なので、とりあえずこちらに置いておき、キッチンに収納できる容量の米びつに

小出しにして消費する、というような使い方もできそうです。

他にも、防災グッズやアウトドアグッズ等を収納してもいいと思います。

必要に応じてラック(収納棚)を置いてもいいかもしれません。

最初からがっちりと造りつけの棚を設置すると、収納するものが限定されてしまう恐れがあります。

しまうものによって柔軟に対応できるように、過剰につくり込まない土間スペースとしました。

 

次は、【洗面脱衣室】です。

造作洗面化粧台は、間口が約120cmとゆったりめです。

鏡の横には、「扉付の収納」。

ごちゃつきがちなメイクグッズやヘアケアグッズ等を隠して収納できるので、見ためもすっきり。

下部のキャビネットは、「オープン棚(見せる収納)」と「開き戸収納(隠す収納)」。

オープン棚のメリットは、すぐに取り出せることと、何が収納してあるかが一目瞭然なこと。

タオル類を収納すると、さっと取り出しやすくて便利です。

また、写真のようにバスケットやボックスを使うのもおすすめです。

今はデザインが素敵なものがたくさんありますので、インテリアのアクセントになります。

開き戸収納には、シャンプーや洗濯洗剤等のストックを。

パッケージも大きさもまちまちなこれらはどうしても雑然としがちなので、生活感が出ないように隠す収納へ。

 

そして、洗面脱衣室にはもう一つ「ランドリー収納」もあります。

玄関収納と同じタイプです。

洗濯機上の木製バーは、ハンガーの収納としても、物干しとしても使えます。

可動棚には、洗濯洗剤等のランドリーグッズの他に、下着やパジャマを収納すれば入浴前の準備も楽ちんです。

この可動棚でこだわったのが、棚板を左右どちらでも入れ替えられるように幅を揃えたことです。

木製のバーも左右どちらでも使えます。

また、左右の棚の高さを揃えれば、幅の広い棚としても使えます。

市販のボックスやかごを並べて置く際、「あともうちょっと棚の幅があればもう一つ置けるのに…」というプチストレスを軽減できるかな、と思いまして。

 

続きまして【キッチン】です。

ウッドワンさんの『su:iji(スイージー)』シリーズ。

上部は造作の吊戸棚です。

キッチンは、定番の「引出しタイプ」。

シンク下にはボールやざる、コンロ下には鍋やフライパンというように、一般的な調理器具のほとんどをしまえるくらいの収納量を備えていると思います。

吊戸棚には、モデルルームということでヴィジュアル重視でガラスや陶器製の小物をディスプレイしてありますが、

安全面を考えると、万が一落ちてきても割れることがないもの、軽いものを置くべきだな、と個人的には思います。

お気に入りのものが落下して壊れた時のショックも計り知れないでしょうしね。

乾物をかごやボックスに入れて収納するのが、現実的かもしれません。

 

キッチンの反対側は、「カウンター収納」です

ゴミ箱、電子レンジ・炊飯器といった家電品の定位置です。

引出しには、食器や食品のストック等の収納を想定しています。

「え、これだけじゃ足りない…」と思った方もいるかもしれません。

そんな方のために、キッチンのすぐ横、ダイニングにも「カウンター収納」があります。

キッチンで入りきらなかったものは、こちらに収納してください。

 

【多目的収納】もご紹介したかったのですが、「収納」へのこだわりがあふれてどうにもこうにも今回だけでは収まらないので、次回に続きます。