ショールームのウインドウトリートメント ~その2~

2022/07/22(金) すべて

こんにちは!菊地です。

以前に弊社の濁川ショールームの「ウィンドウトリートメント」についてご紹介させて頂きましたが(以前の記事はこちら⇒)、今回はその続きです。

まずは「ウィンドウトリートメント」の定番、カーテンからです。

 

(1)カーテン

ウィンドウトリートメントで最も多く利用されているカーテン。ご説明するまでもないでしょうが、布地をカーテンレール等に吊り下げて使用します。主に厚地のドレープカーテンと薄手のレースカーテンに分けられ、その二つをセットで吊り下げることが多く、主な機能としては、①目隠し、②遮光、③保温があります。

カーテンの最大のメリットは、とにかく選択肢が豊富ということ。使われる生地は、多彩な色や柄があり、値段も1セット数千円のリーズナブルなものから、数十万する高価なものまでピンキリです。
スタイルもさまざまで、ヒダ山をつくってドレープを寄せる一般的なスタイルから、ギャザーを寄せたもの、ヒダ山をつくらないフラットカーテンなどもあります。自分の好みにや予算に合わせて選ぶことができます。

メリットの二つめは、取り扱いが簡単という点です。カーテンレールが取付けしてあれば容易に取付けでき、開閉も生地を左右に引くだけ。そして、「ウォッシャブル」タイプの生地を選べばご家庭で洗濯も可能です。

デメリットは、開いたときに窓の両サイドに布がまとまることから、じゃまになることがあったり窓が狭く見えたりすることです。また、布製のため、水を使う部屋には不向きという点でしょうか。

 

濁川ショール―ムでカーテンを使用しているお部屋は、こちらです。

床をはじめ、窓枠や巾木、廻り縁に杉の無垢材を使用しているこのお部屋。それに合わせて生地はベージュでざっくりとした風合いのものを選んでいます。

ひだはシンプルにワンプリーツ(一つ山ひだ)。一般的なカーテンは、ひだ山を二つ(二つ山ひだ)にすることが多いので、それよりも少ないひだにしてすっきり見えるようにしています。主張はないですが、シンプルに徹することで自然素材が引き立ち、流行り廃りがなく飽きずに永くご使用いただけるコーディネートです。

 

こちらは、少し遊び心を加えてカーテンがアクセントのコーディネートです。


好きな色や柄がはっきりしている方なら、思い切り趣味に走るのもまたよし!お気に入りのものがあると、それだけで気分もいいですよね。
注意点としましては、例えば壁紙にアクセントで柄や色を使う場合、それぞれが主張してケンカにならないように考えなければなりません。

 

(2)シェード

正式名称は、「ローマンシェード」。カーテンと同じく布地を使用しており、コードやチェーンを操作して上下に開閉します。

シェードのメリットは、カーテンと違い、高さの調整ができることです。「西陽が入らない高さまで下げておく」「外から室内が見えない高さまで下げておく」といった使い方もできます。
また、開けたときも閉めたときもカーテンに比べてすっきりした印象になります。そして、カーテンと同じ生地で製作できるので、カーテンとシェードで統一感のあるコーディネートにすることができます。

デメリットは、価格が少々高めという点です。同じ生地で同じ窓サイズでカーテンとシェードを製作した場合、シェードの方が高くなります。そして、上下開閉するウィンドウトリートメントの共通点、ちょっと強めの風にあおられるとサッシや窓枠にあたってカタカタ音がすることと、掃出サッシ等で出入りをよくする場所には、上げ下げが煩わしいということから不向きかもしれません。

ショールームのシェードです。

前出のカーテンと同じく、こちらもベージュでナチュラルな風合いの生地です。ローマンシェードもスタイルのバリエーションがいくつかあるのですが、こちらはベーシックな「プレーンシェード」というタイプです。
また、ショールームのものはドレープ生地だけの「シングルタイプ」ですが、1台でドレープとレースの両方を搭載した「ダブルタイプ」もあります。

 

そして、こちらはカーテンと、

シェードの組み合わせ。

異なるアイテムを組み合わせるのもおもしろいですよ。

 

自分に合うウィンドウトリートメントは見つかりましたか?

百聞は一見に如かず。ぜひショール-ムで実物をご覧ください。

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