菊地 奈奈子 自己紹介へ

リノベーションの現場から ~新潟市S様邸(2)~

2020/07/09(木) すべて

こんにちは!菊地です。

新潟市某所でリノベーション工事中のS様邸の続編です。

以前の記事は、こちらからどうぞ→

6月下旬に木工事が完了し、現在は仕上げ工事の真っ最中です。

 

まずは、玄関。

木工事が完了しているのであたりまえですが、天井も壁もきっちり塞がったので

断熱材は完全に隠れてしまいました。

向かって左側には、杉の集成材で製作した収納棚も見えております。

 

次は、LDK。キッチンから見たリビングダイニングです。

白い天井は左官屋さんによる珪藻土仕上げです。

一瞬、ビニルクロスかと思ってしまったくらい、平らに仕上げてありました。

天井が白くなったのと、外部足場を撤去したのもあいまって、

木工事中より室内が明るく感じられます。

右上に映り込んでいるのが、キッチンフード。キッチンも無事に設置完了しました。

中央より少し下に見えるのは、内装業者さんが使うビニルクロスに糊付けをする機械。

そして、壁の黄色っぽい線や点は、「パテ」というものです。

石こうボード同士の継ぎ目や、ボードを固定しているビスの頭をパテで埋めて平らにしてから、

クロスを貼っていきます。きれいな仕上がりにする為の大事な工程です。

この広いおうちのボードの継ぎ目とビスの頭を埋めるなんて、考えただけで気が遠くなりそう

ですが、職人さんは黙々と根気強く作業していました。ほんとに頭が下がります。

 

1階の寝室です。

こちらも、天井は珪藻土仕上げです。

造作の棚とカウンターは、メイクコーナーとパソコンを置く書斎スペースを兼ねています。

 

2階のLDKです。

キッチンとカップボード(家電品や食器を収納する棚)が設置され、

建具もついて、もうすっかりお部屋ですね。まだ住むのはキビしいですが。

キッチンとカップボードはきっちりと養生材でガードされています。

全貌を見たいという衝動に駆られますが、大事なキッチンをキズつけたり、汚してはいけないので、

仕上げ工事が終わるまでもう少しこのままです。

 

2階の洋室です。

このお部屋は、他と違い天井や壁は既存のままです。

傷みもそれほどなく、間取りも変えていないので、サッシ、床、建具だけを新しくしました。

 そして、S様たっての希望で、造作本棚も設えました。

 

1階に戻りまして、トイレです。

広さは1坪あり、造作の手洗いカウンターがつく予定です。

今はまだ殺風景ですね。これがどのように変貌するか乞うご期待です(^^)

 

最後に、階段にもご注目!

なぞの開口が2つ。

察しのいい方は、これが何かもうお気づきもしれませんね。

次回、明らかにしたいと思います!