ショールームのウインドウトリートメント ~その1~

2022/05/30(月) すべて

 こんにちは!菊地です。
 今回は弊社の濁川ショールームの「ウィンドウトリートメント」についてご紹介させて頂きます。
「ウィンドウトリートメント」というのは、窓まわりの装飾のことです。カーテンやブラインドがおなじみですが、他にも様々な種類があります。
 アイテムによってお部屋の印象も変わりますし、使い勝手や機能の違いもあるので、「何を選んだらいいんだろう?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
 ショールームでは、実物を見て操作もできますので、めざすインテリアのイメージづくりやアイテム選定のご参考になると思いますよ。

 

(1)横型ブラインド


 スラット(羽根)の角度を変えることで室内に取り込む光を調節できるのが特徴です。イタリアのベネチア発祥ということで、「ベネシャンブラインド」と呼ばれることもあります。窓周りがスッキリとした印象になりますね。
 コードやチェーンを操作して上げ下げしますが、その上げ下げが煩わしいと思うのはきっと私だけではないはず。頻繁に上げ下げしなくてもいい窓に向いていると思います。
 そして、ブラインドの最大の悩みは、スラットにたまるほこりですよね(-_-;
最近はハンディモップも進化していますし、軍手を使う裏技なども広く知れ渡り、以前よりお手入れのハードルは下がったような気もします。それでも「ハードルを高い!」と思ってしまう方(私です)は、避けた方がいいかもしれません。

 

(2)ウッドブラインド


 前述のブラインドはスラットがアルミ製ですが、こちらは木製です。ウッドブラインドの最大の魅力は、デザイン性の高さではないでしょうか。ウッドブラインドがあるだけで、なんだかおしゃれ(笑)

 木の温かみのある風合いは無垢材の床や家具とも相性抜群です。しかも、アルミ製と比べて静電気が起きにくいので、ほこりもつきにくいです(注:全くつかないわけではありません)。
 欠点は、お値段が高めなところです。それと、濃いめの色を選ぶとお部屋が暗く感じられる場合もあります。敢えて落ち着いた雰囲気にしたい方は問題ないと思いますが、「暗いのは嫌だな」という方はカタログだけで選ばずに、実物をしっかり確認することをおすすめします。

  

(3)ロールスクリーン

 

 スクリーンを巻き上げて開閉することで、採光を自由に調節できるロールスクリーン。カーテンのようなヒダがないので、すっきりシンプルですね。
 ショールームのものは、生地が1枚だけの「シングルタイプ」ですが、カーテンのように「厚い生地」と「薄い生地」を備えた「ダブルタイプ」もあります。
 また、ウォッシャブルタイプの生地なら、ご家庭の洗濯機でも洗うことができますよ。ただ、生地の取り外しは慣れないとちょっと大変なんですけどね。
 余談ですが、私は巻き上げのときにスクリーンに虫が止まっていないかチェックしています。下ろした時にプレスされた虫が出てくるのは、回避したい…(^^;

 

(4)プリーツスクリーン


 プリーツスクリーンはジャバラ状の生地を折りたたむように上下に開閉します。ショールームのものは、厚手の生地と薄手の生地を組み合わせた「ツインタイプ」です。

 「西陽がまぶしい!」なんていうときには、このように厚い生地をまぶしくない位置まで下ろします。カーテンですと全部閉めるところですが、プリーツスクリーンなら全部閉めなくてもいいので、お部屋が暗くなりません。

 プリーツスクリーンの生地は、障子の雰囲気に近い和紙調のものから北欧風やシンプルモダンテイストなど洋室に合うものまでバリエーションが豊富です。
 そして気になるプリーツスクリーンのお手入れですが、生地を洗うことはできません。ハンディモップ等でほこりをとります。

 

 今回ご紹介した4つのアイテムはすべて上げ下げして開閉するものですが、共通して、ちょっと強めの風にあおられるとサッシや窓枠にあたってカタカタ音がすることがあります。「音が気になりそうだからやめておこう」、「風が吹いたら窓閉めるからいいや」と、人によって反応はまちまちです。

 それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合う合わないを見極めて頂きたい。そのお手伝いができたらという思いから、ショールームではいろいろなウィンドウトリートメントを取り揃えております。

 他にもまだご紹介していないウインドウトリートメントがありますので、続きはまた次回に。